帰国後

中里春菜(2008年4月~2012年3月)



参加のきっかっけ

大学卒業後の進路を考えていた時に、青年海外協力隊に応募するか国際協力を学べる大学院へ進学するかを迷っていました。そのことをJICA東北の方に相談に行ったところザンビア特別教育プログラムを紹介していただきました。まさにこれだ!という勢いで参加を決めました。

活動・研究紹介

博士課程前期では、ザンビアの高校生を対象に、基礎力のない生徒でも物理ができるようになるにはどうしたらよいかというテーマで研究を進めました。現在は、後期課程でより深くまで突っ込んだ研究を行うため作戦を練っております。

現地で得たこと

生活や習慣の中で多くのことを学びました。日本にいると気づかないような日常の些細なことでも当たり前でないということによく出会いました。ザンビアに暮らすことで、自分の人生観や異文化と自国と言うものに対する態度を見直すきっかけとなりました。

帰国後IDECで学ぶこと(修士論文執筆・論文発表など)

「TEACHING AND LEARNING PHYSICS THROUGH SMALL STEP APPROACH- A CASE OF CENTRAL-ZAMBIA-」という題目で修士論文を執筆しました。また、日本理科教育学会で口頭発表を行いました。

野中俊和(2009年4月~2013年3月)



参加のきっかっけ

高校の数学教員を目指していて、教員になる前に今まで自分に経験がないことをしようと思い協力隊に行こうと思いました。せっかくの活動だったので、同時に理論も勉強したいと思いザンプロを選びました。

活動・研究紹介

学習者中心型学習を目指した生徒の考えを利用する数学の授業に関する研究を行っています。ザンビアの数学授業のビデオ分析、教員や生徒にインタビューすることを通して現状を分析しています。

現地で得たこと

日本に帰ってくると、ザンビアと生活や学校などの面で比較することができるので、今まで興味なかったことに興味がでてきたり、今まで興味があったことに興味がなくなったりと自分にとってよい価値観を得ることができたと思います。

帰国後IDECで学ぶこと(修士論文執筆・論文発表など)

現在は、教員採用試験と修士論文を書いているところです。最近は理論をもっと勉強しなければと思ってきたので、たくさんの情報がある環境が嬉しいです。試験後は論文発表にも力を入れようと考えています。

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