FAQ
派遣前
Q1. ザンビア特別教育プログラムに参加するメリットは何ですか?
- ザンビア特別教育プログラムは、2002年から実施され30名以上の修了生がおり、ザンビアに派遣される前に、先輩からザンビアの問題点や、現状について、より詳細に聞くことができるところ(派遣前の勉強会の様子:第1回事前勉強会、第2回事前勉強会、第3回事前勉強会)
- 先行研究等本で読んでいたことが、実際に自分の目の前で起きており、「理論」と「実践」の重要さやその繋がりを肌で感じられるところ。
- ザンビアでの日常の活動を通して気付きを研究にすぐにつなげられるところや、メールで先生にアドバイスを頂くことができるところ
- 毎年8月にザンビア大学と共同のワークショップを開催しており、研究を発表する機会があるところ、そして、研究について相談でき、アドバイスをもらえるところ
- JICA海外協力隊参加期間を含め標準の課程として3年6ヶ月で修士の学位が取得できるところ
Q2. ザンビア特別教育プログラムに参加するためには、休学をしないといけませんか?
- 4月入学の場合、最初の前期で修了に必要な授業の単位をほぼ取得します。ザンビア特別教育プログラムでは、ザンビアで活動・研究を行っている間、通常1年半休学することが認められています。休学をする時期は、それぞれの学生が指導教員と相談の上、決定をしています。
Q3. 派遣先はどこになるのか事前にわかりますか?
- 派遣先の希望は一般の受験者の方々と同様出すことができますが、必ずしも希望通りになるかはわかりません。
- 本プログラムでは研究と活動を両方同時に行うため、受験される前に、研究室訪問に一度こられて担当の教員に相談されることをお勧めします。
お問い合わせ先 https://intlscim.hiroshima-u.ac.jp/inquiryz.html
Q4. なぜ理数科教育なのですか?
- 日本の理数科教育のレベルは国際的に高いといわれています。また、数学の学習指導は言語や文化的差異や壁を乗り越えやすいのも理由の一つです。したがって、われわれ日本人が理数科における教育協力を行う意義は高く、それに携わる人材育成を目指しています。
Q5. 理数科教員の職種であれば、教員免許を取得しておく必要がありますか?
- JICA海外協力隊の要請情報概要では、各要請に沿って資格条件があり、教員免許を必要としない大卒や大卒(理系)を資格条件としている要請もありますので、必ず取得をする必要はありません。ただし、現地では、子どもたちに教える機会が多くありますので、教員免許を取得できそうであれば、取得されることをお勧めします。
Q6. 理数科教育以外の分野でもプログラムに参加することは可能ですか?
- 将来的に、理数科教育以外の分野でのプログラム参加を前向きに検討しています。理数科教育以外でのプログラム参加希望の方は、事前に担当の教員にご相談されることをお勧めします。
お問い合わせ先 https://intlscim.hiroshima-u.ac.jp/inquiryz.html
Q7. 国際協力研究科に留学生はどのくらい在籍されていますか?
- 2019年5月現在、43ヶ国272名の留学生が在籍し、全体の76%を占めます。そのため、講義/授業はもちろん、授業以外の日常の場面でも、英語力を鍛えるには有意義な場になっています。また、ザンビアに派遣された後の活動では現地で色々な交渉が求められますので、その実際的な訓練の場になっていると思います。(下記Q8参照)
Q8. ザンビア特別教育プログラムに参加するのに、英語力に不安がありますが、大丈夫でしょうか?
- これまでの経験者から、「同じような不安を持って参加した」との感想を多く聞きます。但し、多くの方が、「確かに不安ではあるが、国際協力研究科は7割以上の生徒が留学生なので、授業以外にも英語を聞く・話す・書く機会が格段に多く、語学力を強化しやすい環境であった」と感想を続けられます。また、青年海外協力隊の派遣前訓練では、集中的に語学を学ぶ語学訓練があります。海外での活動において、語学力は当然重要です。そして、語学力に不安があるからあきらめるのではなく、不安があるので、より学びやすい環境で語学力を磨いていくように考えていくのも、1つの考え方ではないでしょうか。
Q9. 広島大学大学院人間社会科学研究科の入試ってどんな問題がでるのですか?
Q10. ザンビア特別教育プルグラムに参加する前に、ゼミや講義の様子を知ることができる研究室訪問の機会はありますか?
- 事前にご相談頂ければ、研究室訪問も可能です。ご興味があれば、以下のお問い合わせ先までお気軽にご連絡ください(研究室訪問の様子)。
お問い合わせ先 https://intlscim.hiroshima-u.ac.jp/inquiryz.html
派遣中
Q1. ザンビアでどういう活動をしているのですか?
Nさんの場合
- 基礎学校(ベーシックスクールといわれている)の8,9年生を対象に、理科と数学の授業をしています。
- 放課後には、数学クラブ・ダンスクラブ・美術クラブを教えています。
- 学校が忙しくない時期は、町の教員のためのセンターで、教材を作っています。
Sさんの場合
- 日本の中学校2、3年生(現地では、基礎学校の8,9学年生)を対象に数学の授業を行いながら、担任業務もこなしています。
- 担任業務では、毎日の生徒の出欠確認や生徒の問題を解決、また、教室の美化を意識した活動、掃除等を監督しています。
- 数学・理科クラブの地区大会に生徒を連れて行って、クイズや自由研究の発表に参加してきました。
Q2. ザンビアの学校の様子はどのような感じですか?
- 活発に発表する生徒のイキイキとした様子から、教えることのうれしさを感じることがあります。
- 子どもが学ぶことに積極的で、教えていて楽しいです。
- 生徒がものすごく多いです。おかげで教室が足りないです。
- 教員と生徒の間の上下関係に関する規律が厳しい印象を受けました
Q3. 現在ザンビアで活動中のザンプロ学生の様子を知ることは可能ですか?
帰国後
Q1. 帰国してから修士論文を書いて修了するまでどれくらいかかりますか?
- 人によりますが、早い人は3年で修了します。つまり、帰国後数ヶ月で修士論文を書いて修了する場合です。そのほか、帰国後半年もしくは1年かけて修士論文を書いて修了する場合が多いです。
Q2. 修了後の進路はどうなっていますか?
- 日本での中学校・高校や大学の教師や教員になっている人、研究者になっている人、国際協力関係に進んでいる人がいます。広島大学大学院の博士課程後期に進学してザンビアの研究を続けている人たちもいます。
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