研究紹介

1.研究成果

2002年派遣開始から20年近く経過し、既に30名を超える若者がザンビア特別教育プログラムに参加しました。このような教育実践を元にした研究活動、国際協力を元にした研究活動は、常に理想と現実のはざまで苦悩することが求められています。空虚な理想だけでなく、理想のない場当たり的な対応だけでなく、私たちは海図を作りながら嵐の吹きあれる海原を進んでいきたいと思います。

ザンビアでの活動は、理数科教育が主ですが、下に列挙したように多様な取り組みが見られます。私たちの理論と実践の融合的取り組みにおいて、問題の多様性、それに応じた研究アプローチの多様性は、今後も引き継がれていくでしょう。

制度、プロジェクトに関する研究
  • ザンビアに導入された教育プロジェクトであるZone Education Support Team の現状と課題の明確化
  • HIV/AIDSに関する情報量の多寡が予防行動に及ぼす影響の考察 など
学校経営に関する研究
  • 学校経営の要素が学習成果の向上に与える影響の分析
  • 成績低迷校がいかにして、成績を上昇させていくかのプロセスの明確化 など
教材開発に関する研究
  • 「数学はパターンの科学である」という見方に基づいた「本質的学習環境(SLE)」
  • 授業開発
  • 民族数学を基にした図形教材の開発 など
生徒の理解・到達度に関する研究
  • 図形学習の困難性に関する考察
  • 学力の他学年比較による分析 など
教師の専門性及びその向上に関する研究
  • 教師の専門性向上に役立つツールやアイデアの提案
  • 教師の発問に着目した授業分析 など

2.研究成果のフィードバック

ザンビア特別教育プログラム成果報告&シンポジウム

   20周年記念成果報告会(第3回) 2022年3月5日開催@東京/JICA竹橋
録画映像「開会の辞およびご挨拶」
録画映像「1部成果報告及びコメント」
録画映像「2部基調講演/東京大学北村教授」
録画映像「2部シンポジウム」
録画映像「閉会の辞」
Q&A
ザンビア特別教育プログラム20周年成果報告書

JICAと共催、文部科学省の後援を受け、20周年成果報告&シンポジウムが開催されました。当日は、当プログラムの20年のあゆみ及び成果にかかる調査報告を共有し、東京大学北村教授を基調講演講師に迎え、シンポジウムでは今後の可能性について様々な視点から議論が交わされました。

   第2回成果報告会 2015年1月24日@東京
第2回ザンビア特別教育プログラム成果報告&シンポジウム開催報告書

JICAと共催、文部科学省の後援を受け、成果報告&シンポジウムが開催されました。

   第1回成果報告会 2009年12月13日@東京
第1回ザンビアプログラム成果報告&シンポジウム開催報告書

JICAと共催、文部科学省の後援を受け、成果報告&シンポジウムが開催されました。当日は、これまで8年にわたる取り組みを共有し、課題を提起した上で将来的によりよいプログラムに改善するための活発な議論が交わされました。

Zambia Educational Forum

研究成果をザンビアの教育に還元するために、毎年ザンビア大学・広島大学・JICAザンビア事務所共催で、大学の研究者や現場の教員、教育省や教育委員会の方々とワークショップを開催しています。

ザンビア算数物語(Mathematics in Our Daily life)の発行

ザンビアの子どもたちが算数を身近に感じられるように、日常生活に潜む算数を題材とした絵本を作成し、ザンビアの教育関係者や子どもたちに配布しました。

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