研究紹介
1.研究成果
2002年派遣開始から20年近く経過し、既に30名を超える若者がザンビア特別教育プログラムに参加しました。このような教育実践を元にした研究活動、国際協力を元にした研究活動は、常に理想と現実のはざまで苦悩することが求められています。空虚な理想だけでなく、理想のない場当たり的な対応だけでなく、私たちは海図を作りながら嵐の吹きあれる海原を進んでいきたいと思います。
ザンビアでの活動は、理数科教育が主ですが、下に列挙したように多様な取り組みが見られます。私たちの理論と実践の融合的取り組みにおいて、問題の多様性、それに応じた研究アプローチの多様性は、今後も引き継がれていくでしょう。
制度、プロジェクトに関する研究 |
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学校経営に関する研究 |
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教材開発に関する研究 |
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生徒の理解・到達度に関する研究 |
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教師の専門性及びその向上に関する研究 |
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2.研究成果のフィードバック
ザンビア特別教育プログラム成果報告&シンポジウム
JICAと共催、文部科学省の後援を受け、20周年成果報告&シンポジウムが開催されました。当日は、当プログラムの20年のあゆみ及び成果にかかる調査報告を共有し、東京大学北村教授を基調講演講師に迎え、シンポジウムでは今後の可能性について様々な視点から議論が交わされました。
JICAと共催、文部科学省の後援を受け、成果報告&シンポジウムが開催されました。
JICAと共催、文部科学省の後援を受け、成果報告&シンポジウムが開催されました。当日は、これまで8年にわたる取り組みを共有し、課題を提起した上で将来的によりよいプログラムに改善するための活発な議論が交わされました。
3.ザンビア大学との合同研究発表セミナー@ザンビア大学
ザンビア大学との合同研究発表セミナー@ザンビア大学
研究成果をザンビアの教育に還元するために、毎年ザンビア大学・広島大学共催で、大学の研究者や現場の教員、教育省や教育委員会の方々とワークショップを開催しています。運営はザンビアに派遣中のザンビア特別教育プログラム学生がザンビア大学と共に行っています。
ザンビア算数物語(Mathematics in Our Daily life)の発行
ザンビアの子どもたちが算数を身近に感じられるように、日常生活に潜む算数を題材とした絵本を作成し、ザンビアの教育関係者や子どもたちに配布しました。