派遣中

原田朋枝(2009年4月~2013年3月)

参加のきっかけ

そもそも青年海外協力隊に行きたいという動機がきっかけでした。発展途上国の実情や教育に触れたいと思い、大学卒業後の進路を協力隊と決めていた時、このプログラムの存在を知りました。そこで、経験だけではなく国際協力分野に関する知識も深めたいと思い参加を決めました。

配属先概要・活動紹介

配属先は中央州ムンブワ郡にあるブルングベーシックスクールという、小学生から中学生までの1500が在学する学校です。そこで、中学生を対象とし数学の授業やクラブ活動、教員が集まって行う授業研究活動を行っています。

研究内容紹介

研究として、生徒の思考過程を文章題解決の過程の観点から分析する研究をしています。なぜ生徒の数学の成績が低いのかという素朴な疑問から始まったのですが、生徒の思考を分析することで、生徒の現状を明らかにしたいと思います。

現地での活動を通して感じたこと

たくさんあるのですが・・・初めての環境や英語での授業に戸惑い悩みは多いですが、周りの人に助けられることが本当に多いです。嬉しいことも悲しいこともたくさんで、感情がいっぱい動く貴重な経験をしていると思います。生徒や同僚、家族、友達の存在に感謝です。

山中 裕太(2010年4月~)



参加のきっかっけ

個人的経験から、不登校支援に関心があり、大学時代は教員志望でしたが、友人の誘いからたまたまカンボジアへインターンシップに参加することになりました。カンボジアのストリートチルドレンと今まで関わってきた日本の不登校児が学校へ行く事が出来ないという点でそこに至る原因は違えど、境遇としては共通する部分を感じ、国際教育協力に関心を持ちました。

配属先概要・活動紹介

配属先はセレンジェ技術男子校で基本的には理数科目を指導しています。加えて、理数科ワークショップや理数科クラブの運営なども行っています。先日は配属先近隣の20程度のbasic school とhigh schoolを巻き込んで、理数科のワークショップを行いました。

研究内容紹介

ザンビアへやって来て、一年でようやくザンビアにとって何が必要なのか私の中で薄ぼんやりと見えてきたような気がしています。今は「教師」という集団をどのように学校及び国がマネジメントするかに関心があります。学校現場というミクロな視点と研究を行うに当たってのマクロな視点を連関させながら、互いの視点を活かしていけるところにこのプログラムの利点を感じています。

現地での活動を通して感じたこと

現地の生活を通じて、自分と向き合う事がより多くなったように感じます。ザンビアの文化やザンビア人の気質と触れる度に、翻って自分はどのように見られているのか、理解されているのかを考えます。毎日が「気付き」の日々です。

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