派遣前
竹内 希 (2011年4月~)
参加のきっかっけ
私はJICAのHPでザンビア特別教育プログラムのアイコンを偶然に見つけたのがきっかけです。その後、広島大学の先生やザンビア特別教育プログラムの先輩とお話をする機会があり、興味を持ったらまず挑戦してみようという精神のもと参加を決意しました。
IDECで学ぶこと(授業やザンプロの訓練の概要について)
約2カ月間、先輩がザンビアについて様々なことを教えてくれます。ザンビアの文化、学校の状況、生徒や教師の実態、国の政策についてなど、内容は多岐に渡ります。そして、実際にザンビアの教科書を基に、英語で授業練習を先輩や友達の前で行いました。最初は取り組むのが難しいと思いますが、周りに先生がたくさんいるので様々な角度からアドバイスを頂けます。
派遣前訓練で学ぶこと(語学訓練の紹介や講座の概要について)
派遣前訓練では基本的に、英語と現地で生活するために必要な知識を学びます。英語は、日常会話と授業練習です。生活するための知識は、安全対策、病気、宗教、異文化適応、JICAの概要などです。その他、自主講座(水の濾過方法、エイズ)などもあり、今後必要となりそうな知識も得ることができます。2カ月間の訓練は、中学生の2年分の授業数に当たります。きっと、英語の技術は向上しているはず!!
得たもの
私はザンビア特別教育プログラムを通して、先輩や留学生からザンビア事情をたくさん聞くことができました。そのため、ザンビアの背景を知った上で今後活動することができます。また自分の経験を帰国後に一本の論文にまとめることができます。2年という活動の集大成を文字に残し、人に伝えることができるのは、ザンビア特別教育プログラムならではだと思っています。忙しい合間を縫って、私のつたない英語を指導して下さった先輩方には感謝しようがないです。
樺島純子(2011年4月~)
参加のきっかけ
世界の中でも最も貧しい国であるアフリカの子供に夢と希望を与え、勉強する楽しさを伝えていきたいと思いました。また、現地の人と共に協力しながら少しでもアフリカの教育改善に貢献できたらと思い参加を希望しました。
IDECで学ぶこと
様々な途上国が抱えている問題とは何かについて学びました。そして、MDGsが立てた2015年までに達成させるべき8つの目標がどこまで達成されていて、どこの分野がまだであるかの世界の国々の状況を学んだりします。
派遣前訓練で学ぶこと
語学以外に講座では、任国に行くにあたってどのように異文化適応、安全対策、そして健康管理をしていくべきかなどについて学びました。また、理数科教師は、夜の講座もあり教え方、授業の進め方などについて知見を深めました。
得たもの
IDECの授業は、主にディスカッションやプレゼンテーションが多いため人前で発表する自信やスキルを身につけることができました。また、留学生との日々の交流で国境を越えた繋がりを得ることができました。派遣前訓練では、日々忙しい中でも自分のスケジュール管理、健康管理をコントロールする大切さを学び得ました。また、65日ずっと一緒に過ごしてきた165人の仲間からイベントや日々の生活の中でたくさんの刺激や感動をいただきました。