主要活動
SMATEC(本プロジェクト研究センター)はアジア・アフリカ諸国を中心に、科学教育、数学教育に関連する以下の研究を行う。
① 各国の社会条件、教育政策(教育課程、教員待遇、教員養成など)の分析を行う。
② アジア・アフリカ諸国を中心に、各国のシラバスおよび教科書の分析を行う。
上記①、②を踏まえたうえで、
③ 子どもの理解や教師の教授能力などの教室レベルでの教育協力実践の分析と共有を図る。
④ 開発途上国の実態に適合した教材および授業開発を図る。
⑤ 教師教育の制度や実践(就職前、現職とも)記述・分析する。
⑥ 国際教育プロジェクト実践を記述・分析する。
⑦ これらを纏めて発信する場として、ジャーナルの作成およびHPの開設を行う。
これらの研究は、広島大学が実施する以下のプロジェクト/プログラムの連携を十分に意識しながら進める。特別教育研究経費(連携融合事業)「教育開発のためのアフリカ・アジア大学間教育研究ネットワークの構築と展開」(平成21~23年度予定)、大学院教育改革支援プログラム「グローバルインターンシップ推進拠点の形成(G.ecbo)」(平成19~21年度予定)、IDEC-JICA連携事業JOCVザンビア派遣プログラム(平成14年度~)、JICA 長期研修員受け入れ(平成20年度~22年度)、国際教育協力受託事業(バングラデシュ、カンボジア)(平成14年度~23年度)など。
受託事業
- バングラデシュ小学校理数科教育強化プロジェクト(JICA)
- ザンビア国プロジェクト研究「初等算数課題分析」(JICA)
研修事業
- 課題別研修「初等算数カリキュラム開発」(JICA) 2020年度遠隔研修報告書はこちら
- 課題別研修「学校ベースの学習の質改善と教育行政の支援」 (JICA)
- 国別研修バングラデシュ(JICA)
- 課題別研修「乳幼児ケアと就学前教育(アジア)」(JICA)